屋外用デジタルサイネージとは?種類・価格・活用事例について解説

2025.12.01

LEDや液晶ディスプレイで商品などの広告を掲載する電子看板を「デジタルサイネージ」と呼び、屋外で使用されるものは屋外用デジタルサイネージと呼ばれています。

通常の看板と違い、掲載内容が簡単に切り替えられるため、高い宣伝効果が期待できると言われています。

本記事では、屋外用デジタルサイネージの種類、価格の相場、活用事例、デジタルサイネージ向けの掲載物を制作する制作会社について解説します。

屋外用デジタルサイネージとは

屋外用デジタルサイネージは、名称の通り屋外での使用を前提に設計されています。

その特徴について解説します。

防水・防塵・湿度への耐性

屋外用デジタルサイネージはさまざまな環境への耐性が求められます。
雨風に耐えられる防水性能はもちろんですが、砂埃への耐性、梅雨の時期の高い湿度にも耐える必要があります。

内部に水や埃が入り込まないよう排気口には高性能なフィルターが搭載されています。

また、外気温の変化で機器が故障しないよう搭載されたエアコンによって、内部の気温・湿度を最適な状態に維持しています。

直射日光下でも使用できるような輝度の高さ

屋外では直射日光によって画面の視認性が低下するという問題があります。
この問題を解決するため、屋外用デジタルサイネージでは1,500~3,000カンデラ以上の高輝度ディスプレイを採用し、日差しを浴びても鮮明に表示できるよう設計されています。カンデラとは輝度を示す単位です。

ちなみに屋内用デジタルサイネージは350~1,500カンデラが一般的とされています。
この設計によって、日中の視認性の高さが確保されています。

クラウド型

屋上や壁面などに設置されているデジタルサイネージは物理的に操作が難しいため、インターネット経由で表示内容を変更できるクラウド型が有効です。

設置されている場所まで行かずに表示内容の更新ができるため、使い勝手が良く、複数のデジタルサイネージを一度に更新できるため運用効率も向上します。

特に災害時など即座に避難に関する情報に切り替えられるのもデジタルサイネージの特徴と言えます。

屋外用デジタルサイネージの種類

屋外用デジタルサイネージの主な種類を解説します。

オープンスペース向け

商業施設などの敷地内や通路に設置されるオープンスペース向けのデジタルサイネージは、全天候型であるため、直射日光を受けても画面が視認しやすいよう1,500~2,500カンデラの高輝度ディスプレイがほとんどです。

また、画面は強化ガラスで、ある程度の衝撃にも耐えられるよう設計されています。砂塵への耐性、エアコンやファンで内部を適切な温度に保つ機能も搭載されています。

タッチパネル式

タッチパネル式は交通機関や商業施設などの案内用として普及しており、利用したことがある人もいるでしょう。

画面にタッチして操作することで、道案内や店舗・イベントなどの情報が取得できるため、設置している施設の利便性向上にも貢献しています。

タッチパネル式は操作性や反応速度も重要ですが、オープンスペース向けと同じように全天候耐性や強化ガラス、内部の温度調整機能なども搭載されています。

自立スタンド型

自立スタンド型は、建物やイベント会場の入り口付近に設置されることが多いタイプです。
自立できるだけでなく、移動のしやすさも考慮された設計が多いため、設置場所の自由度の高さが特徴です。

設置箇所が決まれば、アンカーボルトで固定できるため安全面にも配慮されています。
自立スタンド型は屋内外どちらでも使用可能ですが、使用環境に応じて画面の輝度設定が異なります。

さまざまな形状があり、使用環境・目的に合わせた運用のしやすさも特徴に挙げられます。

広告看板用超大型タイプ

ビルや商業施設などの壁面に設置されるのが、広告看板用超大型タイプです。
高輝度・高耐久のディスプレイで天候や昼夜を問わず使用できるため、訴求力の高さに優れています。

サイズは設置場所によって異なりますが、120インチ以上の大型タイプが望ましいとされています。

ディスプレイのサイズが大きいほど、通行人の目を引きやすくなります。

映像と音声を組み合わせて演出することで、より通行人の目を引きやすくなり、高い宣伝効果が期待できます。

屋外用デジタルサイネージの価格相場

ご紹介した4種類の屋外型デジタルサイネージの価格相場について解説します。
こちらは一般的な価格相場です。目安としてお考えください。
運用費には、CMS利用料、通信費、保守・メンテナンス費、電気代などが含まれます。

種類 価格相場 運用費相場(月額)
オープンスペース向け 約50万~150万円 数百円~2万円
タッチパネル式 約30万~80万円 約3千円~1万円
自立スタンド型 約20万~60万円 約3千円~1万円
広告看板用超大型タイプ 約100万~300万円以上 約5千円~3万円

価格はディスプレイのサイズや輝度、タッチパネル機能の有無、筐体の素材などによって変動します。
特に屋外設置の場合は、天候への耐性や視認性を重視した仕様が求められるため、屋内用よりも高額になる可能性があります。

運用費は台数や稼働時間によっても上下するため、導入前にこれらの詳細について確認しておくことをおすすめします。

屋外用デジタルサイネージのレンタル費用の相場

イベントや展示会で一時的にデジタルサイネージを利用する場合はレンタルがおすすめです。

以下の表はレンタル形態ごとに費用の目安をまとめています。
表に掲載した内容以外に搬入出費用やそのほかの費用が発生する可能性があるため、契約時にご確認ください。

レンタル形態 費用目安(月額) 備考
短期レンタル 数千円~数万円 数日~数カ月の利用
1日レンタル 数千円~1万円 設置費用等が別途かかる可能性あり
リース契約(長期) 2,500円前後~ 初期費用を抑制できる。途中解約不可

屋外用デジタルサイネージの活用事例

屋外型デジタルサイネージの代表的な活用事例として以下の3つをご紹介します。

商業施設

商業施設では来店の促進、売り場の演出などに活用されています。
映像コンテンツは静止画に比べて、視認性が30~40%高いと言われています。

そのため、通行人の目を引きやすく、販売促進効果が期待できます。

季節ごとのイベントやキャンペーンの告知にも適しており、来店客数が多い時間帯にタイムリーに更新できます。

施設内外の導線に合わせ設置することで視線誘導を促し、高い広告効果が期待できます。

飲食店

飲食店では、メニュー表示やキャンペーン告知に活用できます。
ランチやディナータイムなど客が集まる時間帯に、メニューを動的に伝えることで注目度が静止画より2~3倍高まると言われています。

季節限定メニューや人気メニューを多めに表示し、同時にアレルギー情報なども表示することで顧客満足度の向上につながります。

クラウド型を使用すれば、複数の店舗の表示内容を同時に変更できるため、運用効率も向上します。

交通機関

交通機関では、運行情報や混雑情報の案内表示に活用できます。
リアルタイムで情報更新できる特徴を活かし、遅延情報や乗換案内を表示することで利用者のストレス軽減、顧客満足度の向上につながります。

空港での活用法として、トイレの空室状況表示があります。
駅よりも敷地が広い空港では、混雑時に別のトイレを探しても、そちらも混んでいる場合があります。
デジタルサイネージで空室状況を表示することで、利用者の利便性向上につながります。

屋外用デジタルサイネージ活用におすすめのCG制作会社

屋外用デジタルサイネージに表示する映像コンテンツの品質は訴求力に直結します。
制作会社を選ぶ際は価格だけでなく、過去の実績や運用サポート体制などを総合的に判断することが重要です。

ここでは、屋外サイネージに適したCG制作会社を3社紹介します。

newtrace株式会社

newtrace株式会社は、3DCG制作に強みを持つ制作会社です。
本記事で解説しているデジタルサイネージ向けの広告制作や、3D屋外広告にも対応しています。

newtrace株式会社の3DCG制作力の高さは、メタバースに構築された巨大ゲーミングプラットフォーム「Roblox」でのゲームやマーケティングに関する企画・制作、バーチャルショールーム、3Dモデルデータの制作など、さまざまな分野での実績が証明しています。

自治体や金融機関など公共性が高い案件も数多く手がけており、クライアントの要望を実現できる技術力と企画力には定評があります。

参考:newtrace株式会社

株式会社Lumii

株式会社Lumiiは、デジタルサイネージ向けの動画・映像制作に特化した技術とノウハウを持つ制作会社で、これまでに累計1,000件以上の実績を有しています。

幅広い業界の案件に対応可能で、BtoB、BtoCも問わない対応力の高さも魅力です。
コストパフォーマンスにも優れており、アニメ・実写・3DCGと幅広い表現方法に対応しているのも同社の特徴です。

参考:株式会社Lumii

株式会社アメイジングポケット

株式会社アメイジングポケットは、デジタルサイネージ制作に15年の実績を持つ制作会社です。
長年のノウハウを活かしたオリジナルコンテンツ制作に強みがあるだけでなく、特殊サイズやLEDビジョンにも対応可能な対応力の高さも特徴です。

また、コンテンツ制作から配信管理まで一括したサポート体制も魅力として挙げられます。

参考:株式会社アメイジングポケット

まとめ

屋外用デジタルサイネージを自社のビジネスに活用するには、機器の購入やレンタルなどの諸費用も考慮する必要があります。
初期投資額は大きいものの、本記事で解説したようにさまざまな分野での活用事例があり、訴求力の高さが裏付けられています。

しかし、訴求力を高めるには映像の質が重要です。
newtrace株式会社はデジタルサイネージをはじめ、広告用CG、プロモーション映像、3DCG制作まで幅広く対応可能です。

高品質な映像表現を求める方は、ぜひご相談ください。

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