伝説のカレー部。
2017.08.25
明日から夏季休暇をいただくKです。
私はカレー部の副部長を務めております。
私の苗字のKは「カレー」のKです。Cではありません。日本語での発音で「KARE」です。
自分で言っていて、よくわかりません。
さて、カレーの辛口を食べた後のように、この場も温まってきたかと思いますので、本題に入りたいと思います。
改めまして、私はカレー部の副部長を務めております。
メンバー紹介します。
MSW-部長:近ほろ酔いで自分で髪を切り、失敗。
OKM-リーダー:野菜食べません。
OSK-隊長:動きが早い。評論家。
HGHR-新人:静かな美食家。
活動回数は2009年~2016年0回。2017年度は8月23日(水)の1回です。
開催回数じゃない。気持ちです。
今回我々カレー部が挑んだカレーは、、、、、
ロイホ、いや、ロイヤルホストのカレーである。
現在ロイホでは【35年目のカレーフェア】をしていると、ある信頼できるカレーエージェントOKZから貴重な情報を仕入れた。
我々カレー部総勢5名は自然と、いや呼吸をするかのようにランチ時のロイホへ足を運んだ。そう、例えるなら「気が付いたらそこにいた」だ。
人生で1度しかいったことのないロイホはまるで私を歓迎するかのように「いらっしゃいませ、こちらの席へどうぞ」と迎えてくれた。
席についた感想は、カレーを食べやすい高さのレザーのソファ。そしてウッド調のテーブル。さらには照明の色温度までカレーに合わせ絶妙に計算されていることまで私には手に取るようにわかった。
ロイホのカレー専門の従業員であろうスタッフがグランドメニューと【35年目のカレーフェアメニュー】を渡してくる。それも頼んでもないのに、だ。
彼と目が合った瞬間、相手のカレーへの畏敬の念、理解度の高さ、経験値、戦闘力、あったであろう様々なカレーとの出逢いや別れ、、、私にはすべてが伝わってきた。気が付けば堅い握手をしていたのは言うまででもない。
我々は、グランドメニューのステーキ、とんかつ、パスタ、ピザ、ランチ特集などのページには一切目もくれず、カレーのページを開いた。自分で開いたのか、自然に開いたのか、そんな話はその時はもうどうでもよかった。
そう、気付いた方もいるだろう。【35年目のカレーフェアメニュー】にも手は伸ばさなかった。
言うだけ野暮だが、あくまでも「我々はカレーのプロである。」
部員5名全員会話無し。
先陣を切って部長のMSWが甲高い声で「ビーフジャワカレー」という。
その瞬間全員一糸乱れぬ動きで天高く、真っすぐに手を挙げていた。例えるなら収穫前の稲穂のように荘厳な雰囲気だ。
店員「ビーフジャワカレー、5つ承りました。」
しかし、店員は微動だにしない。
我々メンバーの中で一番経験の浅いHGHRは動揺しているのに私は気付いた。
彼はこう考えたに違いない。
「なぜ、我々のオーダーをハンディに入力してくれないんだ。」とね。
これは完全に我々の指導不足である。
いくらプロ集団といえど、人それぞれ経験値は違う。どの集団、チーム、会社でもそうだ。
しかし、経験の浅いスタッフを責める必要はない。経験のあるスタッフがカバーすればいいのだ。
副部長の私は見逃さなかった。
先ほどの店員はHGHRが呼び出しボタンを押す動作を遠目にみていた。
そして、われわれの席へ向かっている途中に「ビ―フジャワカレー5つ」のオーダーを通していたことを、ね。
HGHRは座る位置が悪かったのだ。
一瞬の油断が命取りとはまさにこのことである。
1時間、いや2時間は待っただろうか、いや正確には10分だ。我々にとってカレーを待つ時間はそれ程苦痛だ。
もちろん運ばれてきたカレーは全て同じだ。
「いただきます」
10分後
「ごちそうさま」
それだけである。
言うだけ野暮だが「とても美味しかった。」
おわり
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いかがでしたでしょうか。
多少のフィクションを挟みましたが、「ビーフジャワカレー」食べたくなりましたか?
我々の働く渋谷にはおいしいカレー屋さんがたくさんあります。
最後にご紹介させていただきます。
カリーカイラス
https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13003347/
ムルギー
https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13001732/
CONROW渋谷道元坂
https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13128650/
以上になります。
最後までご高覧いただきましてありがとうございました。
K