商品プロモーションの4つの手法とは?企業事例5選も紹介!
2024.09.05
「どのように商品をプロモーションすればいいの?」
「広告用CGを活用するメリットとは?」
と疑問を持っている方はいませんか。
商品プロモーションとは、リード顧客や既存顧客に対して商品の価値をアピールし、購入などのアクションを促すコミュニケーション活動のことです。
プロモーションにはさまざまな手法があるため、自社商品に最適なものを選ばなくてはいけません。
そこで今回の記事では、商品プロモーションの基礎知識やおすすめの商品、企業事例について解説します。
商品プロモーションとは?
商品プロモーションとは、「商品の魅力や価値をアピールすることで、リード顧客や既存顧客のアクション(商品購入など)を促進するコミュニケーション活動」のことです。
プロモーションは「マーケティングミックス(フレームワークやツールを組み合わせるマーケティング戦略)」における構成要素の一つとして知られています。
・価格(Price)
・流通(Place)
・プロモーション(Promotion)
SNSやテレビCM、イベント、店舗での接客など、プロモーションの手法は多岐に渡りますが、大きく「広告宣伝」「PR・広報活動」「人的販売」「販売促進」に分けられます。
それでは、どうして商品プロモーションを行う必要があるのでしょうか?
商品プロモーションが必要な理由
商品プロモーションは、さまざまな目的で実施されます。
・購買意欲の向上
・商品やブランドのファン創出
・リピーター獲得
・売上拡大
ターゲット層に商品の魅力を伝えられないと、機会損失につながります。
商品プロモーションを実施することで、商品の存在や価値を認知してもらえるため、購買やファン化を促進できるのです。
商品プロモーションにおすすめの4つの手法
商品プロモーションの手法は、大きく4つに分けられます。
以下で、詳しく確認していきましょう。広告宣伝
広告宣伝は商品・サービスの認知拡大のために実施されます。
具体的な手法は、以下の通りです。
・雑誌
・新聞
・ラジオ
・交通広告
・YouTube(ユーチューブ)
・SNS:Instagram(インスタグラム)、Facebook(フェイスブック)、X(エックス)など
上記のメディアを活用して、紙や動画などの広告を打ち出します。
近年はインターネット広告が主流化しており、メッセージ性の強い動画などを自社サイトやSNSなどで公開する企業が多く見られます。
広告用CGを活用する方法も人気
広告用のコンテンツを制作する際、「CG技術」を活用する方法も人気です。
CG技術を取り入れることで、商品の細部までわかりやすく表現できるだけでなく、現実には存在しないものを表現できます。
メタバース・Roblox・バーチャル展示会などの企画制作を手掛けるnewtrace(ニュートレース)株式会社は、広告用CGやCGプロモーション、CC制作を行っています。
ぜひ一度、公式サイトからお問い合わせください。
PR・広報活動
広告宣伝と同様、PR・広報活動も商品の認知拡大を目的として実施されます。
広告宣伝との違いは「第三者目線で商品をアピールする」という点です。
例えば、プレスリリースの記事や公式HP運用、SNS配信、取材対応などの活動が中心になります。基本的にPR・広報活動ではコストがかかりません。
また、第三者に商品を紹介してもらうことで消費者に信頼してもらいやすくなります。ただ、商品に関する情報を発信してもらえるかはメディア側に依存するため、魅力的な商品作りが重要です。
人的販売
人的販売とは、人の手によって実施される販促活動のことです。
具体的な手法として以下のものが挙げられます。・訪問販売
・営業電話
・店頭販売
インターネット上の情報だけでは伝わらない魅力をアピールできるだけでなく、顧客の反応を見ながらセールスを進められます。
例えば、顧客の抱える悩みに寄り添った提案をすることで、より魅力が伝わりやすくなるのです。
しかし、担当者の技術によって売上が左右されるため、営業力のあるスタッフを配置する必要があります。
販売促進
販売促進は、顧客の購入を促すために実施されるプロモーションです。
「セールスプロモーション」と呼ばれることもあります。具体的には、以下の手段が用いられます。
・ポスター
・チラシ配布
・イベント
・キャンペーン
広告宣伝やPR・広報活動などで認知度を拡大した後、販売促進を行うと効果的と言われています。
このように商品プロモーションの手法にはさまざまなものがあるので、商品やブランドイメージに合った手法を選ぶことが重要です。
関連記事:CG制作会社の選び方・注意点とは?おすすめ企業6選を紹介!
商品プロモーションの企業事例
ここでは、商品プロモーションの企業事例を紹介します。
newtrace:バーチャルロボットタウンさがみ
(引用元:【バーチャルロボットタウンさがみ】3DビューアとWebARで没入型体験を)
2022年5月に設立したnewtrace(ニュートレース)株式会社とは、3DCGに関連したクリエイティブ制作を行う会社です。
同社が企画から運用までを手掛けた「バーチャルロボットタウンさがみ」では、3DモデルビューアやAR技術を取り入れたWebサイトを制作しました。
ロボット事業者やロボットに興味をもつ法人・個人をターゲットにしたWebサイトで、アニメーションなどを追加することでロボットの細部まで確認できるように工夫しました。
さらに、行政のサイト制作で重要項目となるアクセシビリティにも考慮しており、さまざまなユーザーがアクセスしやすいWebサイトとなっています。
>>事例の詳細を見る
ロッテ:雪見だいふく
株式会社ロッテは、お菓子やアイスクリーム、健康食品、雑貨などを製造販売している企業です。
コアラのマーチやトッポ、爽、モナ王など、多くの商品を展開しています。人気アイスの一つである「雪見だいふく」の商品プロモーションでは、SNSを活用した手法が用いられました。
具体的には、下記の条件を満たしている100名に雪見だいふくを5個プレゼントするキャンペーンを実施しました。
②ハッシュタグ「#禁断の雪見トースト」をつけて、雪見をトーストにのせてしまう理由を投稿している
拡散性の高いSNSを用いることで、雪見だいふくの新たな魅力を伝えることに成功しています。
スターバックス:47JIMOTOフラペチーノ
スターバックスは、アメリカ・シアトルで開業した世界最大級のコーヒーチェーンです。
2021年6月からスタートした「47JIMOTOフラペチーノ」では、以下のプロモーションが行われました。
・1都道府県に1種類のフラペチーノを地域限定販売
・SNSを活用した宣伝
47種類のフラペチーノが販売されたことで大きな話題を集めました。
また、地域限定商品を展開することにより、リピーター客のみならず新規顧客の獲得も実現しました。例えば、東京都では「東京 オリジン コーヒー ジェリー キャラメル フラペチーノ」、京都府では 「京都 はんなり 抹茶きなこ フラペチーノ®」が発売されました。
アサヒグループ食品:1本満足バープロテイン
アサヒグループ食品は、アサヒグループホールディングス傘下であるアサヒグループジャパンの子会社です。
乳幼児・妊産婦向け商品をはじめ、菓子やサプリメント、化粧品、衛生用品などを展開しています。
2018年10月に販売された「1本満足バープロテイン」のプロモーションでは、主にSNSが活用されました。
フィットネスやスポーツに関心がある層に向けて、インストリーム動画広告を配信することで認知拡大に成功しています。
UNIQLO:UNIQLO LIVE STATION
UNIQLO(ユニクロ)は、グローバルアパレル企業ファーストリテイリングの子会社が展開するブランドです。
UNIQLOは、2020年12月からライブ配信オウンドメディア「UNIQLO LIVE STATION」をスタートしました。
服のお手入れ術やスタイリングなど、顧客のニーズに応じたコンテンツを配信することで、商品購入の促進をしています。
年間の視聴者数が1,000万人に到達するなど、プロモーションとしての高い効果を得ることに成功しました。
エポック:アクアビーズ
株式会社エポックは、玩具、ホビー、雑貨等の製造販売を手掛ける企業です。
動物の人形とドールハウスが人気な「シルバニアファミリー」の製造も行っています。人気商品の水でくっつくふしぎなビーズ「アクアビーズ」のプロモーションでは、夏休み期間にフォトコンテストが実施されました。
SNSにアクアビーズで遊んでいる様子を投稿することで、豪華賞品が抽選でもらえるイベント内容です。
ターゲットや季節を踏まえた内容だったため、キャンペーンへの参加意欲を高めることに成功しています。
まとめ
今回の記事では、商品プロモーションの必要性や主な手法、企業事例を解説しました。
商品プロモーションにはさまざまな手法があり、商品やターゲット層を考慮したプロモーションを実施することで高い効果を期待できます。
newtraceが展開する3DCGを活用したプロモーションでは、動画やテキストのみでは伝わりづらい商品の魅力をアピールすることが可能です。
興味のある方は、公式サイトからお問い合わせください。