大人気メタバース『Roblox(ロブロックス)』とは?ユーザーができることを解説!

2025.03.13

「Roblox(ロブロックス)は何が面白いの?」
「メタバースをビジネス活用する方法とは?」

と疑問をお持ちの方がいるかもしれません。

ロブロックスとは、2006年にリリースされた大人気ゲームプラットフォームです。

イベント開催やアバター販売など、メタバースならではのビジネス活用が注目されています。

今回の記事では、ロブロックスの基礎知識をはじめ、ユーザーができることやビジネスにおける活用方法、よくある質問について解説します。

大人気メタバース『Roblox(ロブロックス)』の基礎知識

引用:ROBLOX

 

まずはメタバース、およびロブロックスの基礎知識を確認していきましょう。

メタバースとは?

Metaverse(メタバース)とは、「仮想空間を用いたサービスの総称」のことです。

Meta(メタ)とUniverse(ユニバース)を組み合わせた言葉で、SF作家Neal Stephenson(ニール・スティーヴンスン)著の小説に登場した用語が元となっています。

メタバースでは、ユーザーはアバターを使って他のユーザーとコミュニケーションを取ったり、ゲームをプレイしたり、さまざまな活動を行うことが可能です。

メタバースの基礎知識については、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:メタバースの意味とは?仮想空間でできること、メリット、活用事例、始め方を紹介

Roblox(ロブロックス)とは?

Roblox(ロブロックス)とは、ロブロックスコーポレーションが提供しているゲームプラットフォームです。

2004年にDavid Baszucki(デイビット・バシュッキ)氏とErik Cassel(エリック・カッセル)氏によって開発され、2006年にリリースされました。

1日あたりのアクティブユーザー数は8,890万人に上り、全世界で高い人気を集めています。

Roblox(ロブロックス)は何が面白い?ユーザーができること一覧

 

それでは、ロブロックスではユーザーは何ができるのでしょうか?

以下で、ユーザーができることを紹介します。

他のユーザーが制作したゲームをプレイできる

ゲームプラットフォームであるロブロックスでは、ユーザーは数百万種類以上のゲームを楽しむことができます。

アクションやシミュレーション、RPG・アドベンチャー、教育系、スポーツ、レースなど、ゲームの種類はさまざまです。

PCやスマートフォン、タブレットなどデバイスを問わずにゲームをプレイできます。

ロブロックスでプレイできるおすすめゲームは、以下の記事を参考にしてください。

関連記事:Roblox(ロブロックス)人気のオススメゲーム5選・ジャンル別紹介!【神ゲー】

ゲームやアイテムを制作できる

ロブロックスにあるゲームやアイテムは全てユーザーによって作成されたコンテンツ(UGC:ユーザー生成コンテンツ)です。

専用ツール「Roblox Studio(ロブロックス・スタジオ)」を利用することで、ゲームを自由に制作できます。

ロブロックス社は、ユーザーが質の高いゲームを制作しやすい環境を整備することにリソースを充てているため、小学生でも簡単にコンテンツを制作できる点が特徴です。

アバターをカスタマイズできる

ユーザーはアバターを自由にカスタマイズすることが可能です。

例えば、アバターをお気に入りの衣装に着せ替えたり、アクセサリーを身につけさせたりできます。

ゲーム内通貨の「Robux(ロバックス)」を利用して、アイテムを購入するほか、ユーザー同士で取引できる点も特徴と言えるでしょう。

ナイキやグッチ、バーバリー、トミーヒルフィガー、ヴァンズなどの有名ブランドが提供しているアイテムを購入することも可能です。

マネタイズできる

ユーザーは、ロブロックスでマネタイズ(収益化)できます。

自分が制作したアイテムを販売したり、ユーザー同士で取引したりすることで、ゲーム内通貨を獲得できる仕組みです(ロブロックスで購入できるアイテム価格は2〜1,000ドル程と幅広いです)。

ゲーム内通貨は現金に換金できるため、ユーザーはリアルマネーを獲得できます。

他にもゲームタイトルを月額課金制にすることで、安定的に収益を得られるでしょう。

メタバース『Roblox(ロブロックス)』をビジネス活用する方法

 

ロブロックスはビジネスシーンでも広く活用されています。

以下で、ビジネスにおける活用方法を確認していきましょう。

企業ワールドを設置する

企業ワールドとは、自社の実店舗を再現したり、ブランドイメージを体現したりするメタバース空間のことです。

世界的に人気なロブロックスに企業ワールドを設置することで、多くのユーザーと接点を持てるようになります。

他にも、自社のオリジナルアイテムを販売したり、ゲームをプレイしてもらったりなど、さまざまな方法で活用することが可能です。

newtraceは、日本初の公式ワールド『志摩スペイン村』の制作を担当しました。

詳細は以下の記事を参考にしてください。

関連記事:ROBLOX 国内初・公式ワールド『志摩スペイン村』Running of the bulls

イベントを開催する

ロブロックスではイベントを開催できます。

例えば、アーティストによるコンサート、企業主催のファンミーティング、新商品のお披露目会、限定アイテムの配布キャンペーンなどのイベントです。

仮想空間を利用したイベントを開催できるため、幅広いエリアからユーザーを集客できるだけでなく、会場費や運営費などのコストを削減できます。

デジタルコンテンツの販売など、メタバースならではのアプローチができる点も魅力と言えるでしょう。

アバターを販売する

企業はロブロックスでアバターなどのオリジナルアイテムを販売することも可能です。

例えば、自社のブランドロゴを取り入れたアイテムや、自社キャラクターのアバターなどを販売できます。

企業はアバター販売を通じてブランドの認知度を拡大できるだけでなく、課金による収益を期待できます。

広告を出稿する

ロブロックスで広告を出稿している企業は少なくありません。

建物の壁や電車、看板に広告を掲載するように、メタバース上に広告を出すことができます。

多くのユーザーが利用しているプラットフォームでの広告出稿は、認知度拡大やプロモーションにも有効でしょう。

特にロブロックスは若年層の利用が進んでいることから、若者向けの商品・サービスを展開する企業におすすめの活用方法です。

newtraceは、ロブロックスを活用したマーケティングやブランディングを支援しています。

ロブロックスの活用方法でお悩みの方は、ぜひ当社にご相談ください。

メタバース『Roblox(ロブロックス)』に関するよくある質問

 

ここでは、ロブロックスに関するよくある質問を紹介します。

ロブロックスを始めるにはいくらお金がかかる?

ロブロックスは、基本的には無料で利用できます。

アバターやアイテムを購入したり、プレミアムメンバーシップに登録したりすると、課金が必要になる仕組みです。

ただし、広告出稿や企業ワールド制作など、本格的なビジネス活用をスタートする場合は費用が発生するため注意してください。

ロブロックスにNFTは導入される?

NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)とは、ブロックチェーンを基盤にして作られた代替不可能なデジタルデータのことです。

ロブロックス社のCEOであるデイビット・バシュッキ氏は、2023年11月に実施されたインタビューの中で、ロブロックスにNFTが導入される可能性を示唆しました。

詳しく説明すると、オブジェクトやNFTが他のプラットフォームと共有できるような仕組みを目指したいといった内容です。

すでに多くのユーザー数を抱えているロブロックスでNFTが導入されれば、NFTの利用をスタートするユーザーも増えるでしょう。

具体的な計画はまだ公表されていませんが、ロブロックス社の今後の動きに注目です。

まとめ

 

今回の記事では、ロブロックスのビジネス活用に興味がある方に向けて、ロブロックスの基礎知識をはじめ、ユーザーができることや具体的な活用方法などについて解説しました。

月間アクティブユーザー数が3億8000万人にも及ぶロブロックスは、ビジネスシーンでも広く活用されています。

ロブロックスを通じて顧客と良好な関係性を構築したり、ブランディングを確立したりすることも可能です。

しかし、何から着手すべきかわからない企業の担当者も少なくありません。

newtraceは、ロブロックスを始めとしたメタバースの企画・制作・運用、VR/AR企画・制作を手がけている企業です。

これまでさまざまな企業のロブロックスにおけるマーケティングを支援してきました。

興味のある方は、ぜひお問い合わせください。

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