メタバースでイベントを開催するメリットとは?事例8選も紹介

2024.09.05

「メタバースではどのようなイベントを開催できる?」
「バーチャルイベントを開催するメリットは?」
と疑問をお持ちの方がいるかもしれません。

メタバースを活用することで、幅広いユーザーを集客できるだけでなく、新しい体験を提供できる可能性があります。

今回の記事では、メタバースで開催できるイベントの種類やバーチャルイベントを実施するメリット、イベント事例を解説します。メタバースの活用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

メタバースでイベントを開催できるの?

結論から述べると、メタバースでイベントを実施することは可能です。

メタバースとは、「オンラインでアクセスできるバーチャル空間」のことを指します。

2021年にFacebook(フェイスブック)が社名を「Meta(メタ)」に変更したこともあり、メタバースの認知度は拡大傾向にあります。ゲームやリモート会議、ショッピングなど、メタバースの活用方法はさまざまです。

中でも、近年はメタバースで「バーチャルイベント」を開催する企業が多く見られるようになりました。

メタバースの基礎知識については、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:メタバースの意味とは?仮想空間でできること、メリット、活用事例、始め方を紹介

メタバースで開催できるイベントの種類

それでは、メタバースではどのような種類のイベントを開催できるのでしょうか?メタバースで開催できるイベント例です。

・セミナー
・展示場
・学会
・ショップ
・ライブ
・フェス

現実世界では実現できないようなイベントも開催されており、メタバースに注目する企業が増えています。

それでは、メタバースを活用することで具体的にどのようなメリットを得られるのでしょうか?

メタバースでイベントを開催するメリット

以下で、メタバース上でバーチャルイベントを実施するメリットを紹介します。

幅広いユーザーを集客できる

メタバースでイベントを開催するメリットとして、幅広いユーザーを集客できる点が挙げられるでしょう。

オフラインイベントの場合、イベント会場によって来場者が限られてしまいます。

物理的な距離や交通費、スケジュール等の都合があるためです。

一方、メタバース上でのイベントであれば、居住地に関わらずさまざまなユーザーに参加してもらえます。

そのため、メタバースは新規顧客を獲得する上で、重要なプラットフォームと言えるでしょう。

新しい体験を提供できる

新しい体験をユーザーに提供できる点も、メタバースでイベントを開催するメリットのひとつです。

メタバースでは、リアルの会場では実現できないような演出ができるようになります。

例えば、非日常的なイベント会場をデザインしたり、デジタルアイテムやNFTのショッピングブースを設けたりすることが可能です。

ユーザーに対して新たな価値観を提供することで、商品・サービス、もしくはブランドへの興味関心を向上させることができます。

収益アップを実現できる

バーチャルイベントを開催することで、収益アップを実現できる可能性があります。

オフラインイベント同様に、メタバースでのイベントでもプロモーションやマーケティング効果を得ることが可能です。

さらに、デジタルコンテンツの販売など、メタバースを活用することで新たなビジネスチャンスを創出することもできます。

newtrace(ニュートレース)株式会社は、人気メタバープラットフォーム「Roblox(ロブロックス)」でのイベント企画を支援しています。

詳細は公式サイトをご確認ください。

>>「Roblox」の詳細はこちら

メタバースのイベント事例8選

ここでは、メタバースのイベント事例を8選で紹介します。

1. 三重県ものづくり企業バーチャル展示会

(引用元:三重県から全国へサプライチェーン強化と発見の場

三重県庁が開催した「三重県ものづくり企業バーチャル展示会」は、県内の中小企業が誇る技術やモノづくり、製品を展示するイベントです。

同イベントの開催にあたって、newtrace株式会社の「360 SPACE」が利用されました。

パッケージプランではブースデザインが既に用意されているため、展示物に注力することができます。

参加者は技術・製品を自由に閲覧できるだけでなく、中小企業へ商談依頼なども可能にすることで、効果的なPRを実現できるように工夫しました。

イベントの詳細は以下のページをご確認ください。

>>360 SPACEで時間と距離を縮めるバーチャル展示会

2. 東京アニメセンター

(引用元:東京アニメセンター on Roblox

2021年4月、アニメ文化の発信拠点として「東京アニメセンター in DNP PLAZA SHIBUYA」が渋谷でリニューアルオープンしました。

2023年6月からは大日本印刷株式会社とnewtrace株式会社が連携して、人気プラットフォーム「Roblox(ロブロックス)」を活用したサービスの提供をスタート。

2024年3月にはユーザーがIPコンテンツと出会える場所として、「東京アニメセンター on Roblox」をオープンしました。

忍者系VTuberの朝ノ瑠璃(あさのるり)によるライブ「朝ノ瑠璃バーチャルライブ」を開催するなど、ユーザーが楽しめるようなイベントを開催しています。

イベント事例の詳細は以下のページで紹介しています。

>>東京アニメセンターがRobloxにオープン

3. バーチャルマーケット

バーチャルマーケットは株式会社HIKKY(ヒッキー)が運営する大規模バーチャルイベントです。

イベント会場では、3Dアイテムやリアル商品などを取引できます。

2018年からイベントがスタートし、世界中から100万人以上の来場者を突破し、ギネス世界記録にも認定されました。

売り買いのほかにも、乗り物に乗ったり、音楽ライブに参加したり、さまざまな方法でイベントを楽しむことが可能です。

4. XR City

携帯電話などの無線通信サービスを提供するNTTドコモは、2022年7月に「XR City」をリリースしました。

XR Cityとは、デジタルとリアルを融合させた街遊びARサービスです。

ユーザーはスマートフォンを使って、サービス提供エリアでアプリをかざすことでARコンテンツにアクセスできます。

アプリリリース時には、ゲーム「白猫プロジェクト」や映画「ソニック・ザ・ムービー」とコラボしたイベントを開催しました。

5. 日産サクラのお披露目会

日本発の多国籍自動車メーカーである日産自動車は、2021年11月にバーチャルギャラリー「NISSAN CROSSING」をオープンしてから、バーチャルイベントを継続的に開催しています。

2022年5月20日には、新型軽電気自動車「日産サクラ」のお披露目会がリアルとメタバース上で開催されました。

VR技術を活用することで、来場者は360度の視点から新製品を見ることを可能にしました。

6. JM梅田ミュージックフェス

JM梅田ミュージックフェスは、阪神阪急ホールディングス主催の音楽イベントです。

メタバース上で音楽フェスを開催することで、参加者が自宅からライブパフォーマンスを楽しめる環境を実現しました。

オフラインでの音楽フェスと同じように、会場にはステージや観客席が設置されており、参加者はアバターで自由に会場内を移動できます。ライブだけでなく、デジタルコンテンツや限定アイテムの販売も実施されました。

7. バーチャル渋谷ハロウィンフェス

バーチャル渋谷ハロウィンフェスは、KDDI株式会社によって開催されたハロウィン限定イベントです。

メタバース上に渋谷の街並みを再現し、フェスイベントやファッション展示会、ゲーム、仮装コンテストなどが開催されました。

2021年は新型コロナウイルスの影響により、不要な外出を制限する必要があったため、多くのユーザーがメタバースイベントに参加しました。

8. OKIVFES SOUND WAVE 2023

2023年12月23日、沖縄をテーマにしたイベント「OKIVFES SOUND WAVE 2023」が開催されました。

バーチャルライブは沖縄のバーチャルタレントである根間ういがホストを務め、ピーナッツ君、富士葵、ガチャピン・ムックなどのアーティストが出演しました。

バーチャル空間は海やシーサー、ハイビスカスなど、沖縄らしいデザインを取り入れており、参加者に沖縄の文化や魅力を楽しんでもらうことに成功しました。

まとめ

今回の記事では、メタバースでイベントを開催するメリットやイベント事例を解説しました。

メタバースでイベントを開催することで、さまざまなユーザーに参加してもらえるだけでなく、ユーザーに新たな体験をもたらすことができます。

newtraceはRobloxを始めとしたメタバースの企画・制作・運用、VR/AR企画・制作を手がけている制作会社です。

メタバースの活用を検討している方は、ぜひ一度問い合わせください。

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